精密電子機器(IC・半導体デバイス)を扱う上での基本的な静電気対策の考え方は?

静電気対策はその現場の状況、製品の詳細によって、より良い対策がそれぞれ異なってきますが、
基本的な考え方を下記に挙げます。

1. 静電気を発生させない。
  発生しても発生する静電気の絶対量を極力低く抑える。
2. 静電気を帯電させない。
  発生してしまった静電気をできるだけ速やかに漏洩させ、滞留させない。
3. 静電気を放電させない。
  特定の場所で火花放電をさせない。
4. シールドする。
  帯電体が接近したり、ESD(静電気放電)が発生してもデバイスが影響を受けないようにシールドする。

1から3 は静電気障害の原因を取り除く方法で 4 は静電気障害からデバイスをガードする方法です。