冬に静電気が発生するのが多いのはなぜですか?

これは、湿度に関係があります。
湿度が高ければ、静電気の発生量は少なくなります。逆に湿度が低いと静電気の発生量は多くなります。

つまり、湿度の低い時、空気が乾燥している冬には静電気が発生しやすいということです。
では湿度が高いとなぜ静電気は発生しにくいのでしょうか?
これは、湿度が高くなると物質の表面の吸着水分量が増すため表面の電気伝導性が向上し、
電荷漏洩の速度を速める
からです。

簡単に言うと、水は電気を通しますので、
「水分が物質の表面に多くあると、物質に発生した静電気をすばやく分散してしまう。」ということです。
厳密に言うと静電気は発生してるが、すばやく分散あるいは大気中に放出してしまうということです。